
「投資」って最近よく耳にする。
興味はあるけど、自分にもできるんだろうか?
私自身、「投資」をしていくことで人生が大きく好転していっています。
投資ってなんか難しい… 損するかもしれないし、なんだか怖い…
多くの方はこんな思いもあるでしょう。
こんにちは。あぷもにです。
時代は令和を迎え、投資はとても身近なものになってきましたが、今の時代もこれからの時代も、教師こそするべき投資2つについてお話ししたいと思います。
この記事では、以下のことを説明します。
教師(教員)の方で、投資に興味のある方はぜひご覧になっていってください。
教師ができる投資とは?
そもそも「投資」とは何を指すのでしょうか?
「投資」とは将来の利益のために金銭を投じること、です。
つまり、将来・未来に資産が増えることに期待して金銭や時間を投入(使う)ことですね。
教師ができる投資は大きく2つあります。
1,自分自身への投資
2,経済的な資産形成のための投資
これら2つは現代の教師にとっては必須と言っても過言ではありません。
なぜなら、自分に投資しない・学ばない教師は成長が乏しいからです。
成長が乏しい教師は周囲に頼られることもなく、そして児童・生徒からも同僚教員からも煙たがられる存在と化していきます。徐々に、ではありますがね。
あなたの周りにもいるかもしれませんね。超のつくベテランでも児童・生徒には好かれていなく、仕事もそれほどよくできるでもない先輩教師が。
どうせなら、児童・生徒には好かれ、同僚教員からは頼られ、管理職からも一目置かれる、そんな教師になりたくはありませんか?
若手の教員の方でも、中堅の方でも、ベテラン教師でも、もし変われるなら今をおいてありません。
2つの投資、実践してみましょう。
自分自身への投資とは
教師ができる自分自身への投資とは次の3つがあります。
そして、それらはインプットとアウトプットの連続です。
- 教育書を読み(インプット)、実践に活かす(アウトプット)
- 教育に限らず、多種多数の本を読み知見を広げる(インプット)
- セミナーや研修会、研究会に参加(インプット)し、周囲に広げる(アウトプット)
教育書を読むこと
まちの小さな本屋さんではそのコーナーがないこともままありますが、大きな書店には教育書のコーナーがありますね。
中には教育書特設コーナーやブースを設けている書店もあります。特に3月4月にはよくありますね。
教師の心得的な書籍や教育用語などを解説したもの、学級経営や評価のつけ方、それに国語・算数(数学)など教科に関する書籍などがあります。
教科に関する書籍には、教科への深い理解を促す理論本とより具体に落とし込んだ実践本があります。
実践本も細分化すると、単元ごとにあるものから、1単位時間ごとに計画されているものもあります。
また、今では働き方改革をテーマにした書籍も散見されますね。
1冊1,000円〜3,000円くらいと、様々なことを学ぶことができます。
決して安いものではありませんが、書籍から得る知識(インプット)とそれを使い、活かした実践の経験(アウトプット)は、数年先まで、あるいは教師生涯に亘って使える知識・経験・ノウハウとなります。
そう考えると、決して高くつく投資とは言い切れず、私自身このインプットとアウトプットで成長を実感し、何より日々の授業が楽しく感じています。

たった1,000円〜3,000円で先人の知識を得ることができる。これってすごくコスパがいいと思いませんか?
教育書に限らず、多種多数の本を読む
私は、書店に教育書を買いに行ったついでに、様々なジャンルの本棚を見ます。
自分の興味があるジャンルが中心になりますが、あまり興味がないジャンルもさっと見て、目に付いた本を手に取ってみます。
ジャンルを限らず、多種多数の本を見ることは教師の幅を広げることにつながります。
教室の目の前の児童・生徒・子ども達は将来様々な方向へ進みます。
進学だけが全てではありませんしね。
そしていつかは何かの職に就くことになります。
その全ての道を事細かに示してあげることはできませんが、教師自身が何も知らないよりも少しは伝えてあげられるかもしれません。
教師の何気ない一言が、存外子どもにとって将来を占う、大きなきっかけになったりするものです。
何より教科内容の授業ばかりではメリハリがなくなるときもあり、雑談もとっても効果的です。
みなさんも子ども時代、先生の雑談の方が案外記憶に残っているのではないでしょうか?

ふとした瞬間に湧き出た話題。子どものも目の色が瞬間的に変わる!
そんな経験ありませんか?
授業内容に興味を持たせられなかったことには反省ですが、雑談も教師の力・魅力です。
そのせいか、ついつい脱線が多いのがダメなところなんですけど…
様々な分野に知見を広げるインプットが自分自身にも、児童・生徒のためにもつながります。
セミナーや研修会、研究会に参加し、周囲に広げること
百聞は一見にしかず、を正に体現されるのがこれですね。
目の前で目を見張るような、目からウロコが落ちるような実践報告や生の授業を見ると、何よりの経験になります。
もちろん様々なセミナー等がありますが、わからない場合は先輩の先生に連れて行ってもらうのが始めやすい一歩ですね。
そんな先輩の先生がいない場合は…一人ででも行くしかないですねw
自分が目標とする先生を見つけることができれば、その人の話を聞くことがもっともな近道になりますね。
いろいろなセミナーや研修会、研究会を探して、参加してみてください。
決して怖いところではなく、熱心な先生方が多数参加されています。
宗教じみたことはないはずです、きっとw
どうやって探したらいいかわからない場合は、以下のページなどを参考にしてください。
こくちーずプロのURL:https://www.kokuchpro.com/

学校図書のURL:https://gakuto.co.jp/

このほかにも各社教科書会社のウェブサイト上でセミナー等の一覧が見れたりします。
気になる先生を見つけたら、おそらくセミナーを開催するくらい有名であったり人気であったりする先生でしょうから、ブログやtwitterを調べてみると見つけることができるかもしれません。
すると、そこからセミナー等の最新情報を得ることができます。
職場に素晴らしい見本となる先生がいるに越したことはないですが、そんな人いない、あるいはそれ以上に素晴らしい出会いを求めるならば、これほどいい機会はありませんからね。

ある研究会や大会には毎年行くようにはしていますね。
今年度はコロナで足を運べなかったですがね。
是非とも積極的に参加していきましょう。
経済的な資産形成のための投資とは
教師ができる、経済的な資産形成のための投資とは、大きく次の3つです。
- 株式投資
- 不動産投資
- デリバティブ取引
- 教育関連の活動
最近よく聞くワードですね。
あるいは中々にハードルを感じるかもしれません。

でも、私はこれらで少しずつ資産が増えています。
(今はもっぱら株式投資がメインですが)
ストレスの多い学校現場、いつどうなってもいいように、
お金はその安心感のためには必須かと思いますね。
1つずつ見ていきましょう。
株式投資
主に証券会社を通じて株式を購入し、その値上がり益、あるいは配当金を得る方法ですね。
株式投資にも、細分化すれば投資信託、ETF、個別株投資、があります。
投資の種類においては、FXや債権、コモディティ、crypto(仮想通貨)なども含みますね。
投資先も日本だけでなく、米国、欧州、先進国、新興国、全世界など多種多様です。
ただし、やはりこれらには元本割れのリスクはあります。

とはいえ、投資の世界ではリスクとリターンは表裏一体。
リスクを取らなければプラスもありません。
私は投資を始めたことで、どんどんと資産がふくらんでいますよ。
そしてもう一つの利点は、日本や世界の経済について明るくなることです。
言ってしまえば世の中の仕組みがよく見えてくるということです。
「世間の常識は教師の非常識」なんてのは、案外ここに原因があるのではと思っています。
不動産投資
不動産投資には次の2つがありますね。
- 買値から上昇を期待し、売却益を狙うキャピタルゲイン
- 物件を所有し、他人に貸して、賃貸料収入を得るインカムゲイン
1.キャピタルゲイン
初期投資額が大きくなるデメリットがあります。
一般的に◯百万円〜◯千万円をキャッシュで用意するのは多くの人には難しいことですね。
そのため、銀行等に借り、レバレッジを効かせる方法がいいでしょう。いわゆるローンを組む、ということですね。
しかしながら、人口減少、地方の過疎化と都市圏一極集中の現状で値上がりする土地を見つけ出すのはそう簡単ではありません。
都市圏はもうすでに価格が高く、手が出しにくいです。かといって地方の安い土地で値上がり期待はあまり持てません。
ボロ屋再生など、ある種テクニックと正確な相場眼が必要ということです。
つまりは上級者向けで、投資というよりは事業になるという感じです。
2.インカムゲイン
こちらの方が不動産投資としては扱いやすいでしょう。
詳細な計算が必要にはなりますが、ざっくり毎月の収入の7〜8掛けが、毎月かかるローン返済等費用をしっかり上回っていれば投資として成立する可能性は高いです。
利回りとして少なくとも5%〜10%以上は欲しいところではありますが。
それでも株式に比べれば相当難易度は上がります。
初期投資リスク、流動性リスク、空室リスク、金利リスク…などなど、他にもいくつかのリスクはあります。
そのための7〜8掛けなんですね。
しかし、きちんと計算した上で、ローンを上回る賃料収入が確保できれば、それは安定的に資産を形成することができますから、素晴らしい投資になります。
デリバティブ取引
デリバティブ取引には大きく次の3つに分けられます
- 先物
- オプション
- スワップ
1.先物
先物(取引)とは
①将来のあらかじめ定められた期日において
②特定の商品を
③現時点で決められた価格
で売買の約束をする取引のことです。
初心者には非常にとっつきにくい取引方法のイメージですね。上級者は好んで使うようです。

私自身もまだまだ勉強中です。
前もって価格を決めているので、価格変動リスクを回避できることが最大の利点です。期日(限月)があるのが最大の特徴ですかね。
「売り」も「買い」もあるので、そこで差益を得ることができます。
差金で決済し、基本的には証拠金が必要になりますね。
2.オプション
先物に似ていますが、オプション取引とは、
①将来のあらかじめ定められた期日において
②特定の商品を
③現時点で決められた価格で売買する「権利」
の取引のことです。
オプションも先物同様やや上級者向けのようです。
「買う権利」のコール・オプションと「売る権利」のプット・オプションがあります。
そしてそれぞれに買い手と売り手があります。
「売る権利」を売る、とかもう頭がこんがらがりそうですよねw
買い手は権利を行使するか放棄するかを選択できますが、売り手は義務を負います。
ここら辺が売り手の難しさですね。
通貨オプション、債権オプション、株価指数オプションが一般的ですね。
個別株でのオプション、いわゆるかぶオプは今後取引できる証券会社も増えていくと言われています。
海外証券口座であれば使えるところもありますね。
上級者はプロテクティブプットやカバードコールなどを使って、リスクヘッジに使ったりやや安定的に資産を増やしたりしているようです。まだまだ勉強が必要ですね。
3.スワップ
スワップとは、「交換する」という意味で、金利スワップや通貨スワップが代表的ですね。
わかりやすい例で言うと、FX(Foreign Exchange)と聞くと多くの方が耳にしたことがあるんじゃないでしょうか?
「外国為替取引」あるいは「外国為替証拠金取引」を意味します。
「外国為替取引」とは、通貨を売買し、為替変動によってその差益(場合によっては差損を得る取引です。
また、「外国為替証拠金取引」は「証拠金」を使ってレバレッジをかけてする取引ですね。
多くの証券会社やFX会社が扱っているのはこの「外国為替証拠金取引」ですね。
レバレッジをかけすぎて破産した、なんて話もよく聞きます。
一方で、一気に億り人になったという例もあります。
レバレッジのかけすぎには十分注意しましょう。
教育関連の活動
最近では副業解禁と言われ、国も副業を後押しする状況です。
しかしながら、教員は基本的に副業を禁止されています。
それは法律により規定されているからですね。
とはいえ、一定の条件を満たせば、教師も副業は可能なのです。
この点に関しては、また別記事にしたいと思います。
教育関連の活動はもっとも合法的に副収入を得る方法です。
ただし、難易度はかなり高く、これで稼げる教員はごく一部です。
著名にならなければ公演なんてできませんし、執筆に関しても売れなければ元も子もありません。
難易度は相当高いと考えていいでしょう。
書籍出版の経験のある先生や有名な先生の公演等に顔を出し、ツテを作っておくことができれば一歩近づきますね。
まとめ
- 投資とは、「自分自身への投資」と「経済的な資産形成のための投資」がある
- 自分自身への投資は、インプットとアウトプットの連続である
- 教育書を読み、研究会に参加し、知見を広げて、周囲にアウトプットしましょう
- 経済的な資産形成のための投資は、資産運用がもっともハードルが低い
- 不動産投資に比べて株式投資等の方が参入のハードルは低い
- デリバティブに関しては上級者向け
- 教育関連の活動は難易度が相当高い
インプットしたことがいつも正しくアウトプットできるとも限りません。しかし、それこそが大きな経験と糧になるのです。
今よりも一歩でも前に進むために、ともにがんばりましょう!
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